ホワイトニング後にできた歯の模様について

ホワイトニング後、歯に模様ができてたことはありませんか?

稀に白い斑点や白い帯状のような模様が歯に出来ることがあるんです。

その模様についてまとめました。


①白い帯状の模様(バンディング)について

②白い斑点(ホワイトスポット)について


①バンディング(白い帯状の模様)について

バンディングとは、帯状の模様色ムラのことです。

もともと多くの方は歯に縞模様があります。ホワイトニングは白い部分がより強く反応するため、より白さが強調されて、見えにくかったバンディングが鮮明に見えてしまうのです。

バンディングは、ホワイトニング直後の一時的な過剰反応なので時間の経過と共に落ち着き、目立たなくなってきます!

1〜2週間程で目立たなくなることが多いです。

また、バンディングは個人差があり、出る方もいれば出ない方もいます。

また、縞模様の歯は他にも、エナメル質の形成不全歯の石灰化不全テトラサイクリン歯などによる原因も考えられます。


②ホワイトスポット(白い斑点)について

ホワイトスポットとは、歯の表面に時々見られる白い斑点(白いシミ)のことです。

【ホワイトスポットができる原因】

ホワイトスポットぎできる原因としては主に、初期虫歯」「エナメル質形成不全(エナメル質の構造が正常に作られなかった)」の2つが考えられます。

「初期虫歯」
虫歯は糖をエサにした虫歯菌が出す分泌物により、歯が溶けてしまう脱灰という現象から始まる。
脱灰により歯の表面からミネラル分が溶け出すと白く濁り始める。これが虫歯初期によるホワイトスポット。
「エナメル質形成不全」
乳歯から永久歯に変わる前になんらかの原因によって、エナメル質が完全にできず、
そのまま永久歯に生え変わってしまったことによる白濁。
原因としては、乳歯の時の虫歯や折れるなどの怪我、栄養障害や病気などさまざまなものが考えられる。

どちらも治療が必要で、特に虫歯については早期発見・早期治療が必要不可欠です。

また、ホワイトニング後に出る事があるのは、ホワイトニングは効果が出やすい部分と出にくい部分があるので、元々の歯の色ムラがあることで表面に一部白くなって目立つので

それにより、ホワイトスポットがある人がホワイトニングをすると、より白斑が目立つようになってしまうこともありますり。

ホワイトニングによって「白斑症」が出るわけではありません。

ホワイトニング後に目立ったものは、施術後2〜3日経てば目立たなくなることがほとんどです。

他にも、栄養不足や外傷、遺伝や高い濃度のフッ素を摂取していたなどの原因も考えられます。


斑点や縞模様は、ホワイトニングでそれらの周りを白くする事で目立たなくさせる事が出来ます。

しかし、完全に消すことはできません。そのため、完全に消したい場合にはホワイトニングではなく、セラミッククラウンやラミネートニベアの治療がオススメです。

初期虫歯によるものの場合は虫歯の治療を行う事で改善されたり、

一時的に模様を隠したい場合はマニキュアなど…

治療法は原因などによって、さまざまです。

ご自身の原因や、希望に合わせて対処していきましょう。

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